62.建設キャリアアップシステムについて(インターネット申請のため全国対応可)

福岡市の行政書士 陽光事務所の高松です。

建設業許可申請を主に取り扱っております。

今年(平成31年)の4月から、正式に稼働し始めた建設キャリアアップシステムの話を簡単に書きます。

詳細をお知りになりたい方は、一般財団法人建設業振興基金のホームページをご確認下さい。

事業者や現場で働く人のメリット

ゼネコン等の対応

申請方法

技能実習生について(2020年1月~)

経営事項審査(通称:経審)の加点対象

建設キャリアアップシステムの利用料金

弊所にご依頼いただいた場合の料金

事業者や現場で働く人のメリット

建設キャリアアップシステムは、建設現場で働く人の待遇改善と社会保険加入促進のためのシステムなので、建設業許可の有無や会社・個人事業主(以下、事業者)にかかわらず登録する必要があることになっています。

※今後は、建設業許可申請の際に建設キャリアアップシステム加入しているかどうかも要件となることが、検討されています。

元請事業者

元請としては、今回下請でお願いしている事業者が、きちんと許可を持っているか、社会保険などの保険に加入しているか、建退共などの福利厚生を履行しているかを確認できます。

また、下請の会社は社会保険や福利厚生などきちんと加入しているが、給与が減ることを嫌がって加入していない人もいるので、現場に出てきて働いているのに社会保険等に加入していない人も確認することができます。

ただし、入場制限をかける機能は、今のところないようですので個別対応を求められることになります。

それに、カードリーダーを現場に設置することによって、その日、現場に入場した人のチェックを行うことができるので、万が一の事態に、迅速な対応が可能になります。

下請事業者

下請で専門工事を請負う事業者は、元請下請の事業者が建設キャリアアップシステムを導入していれば、上記の内容を元請が変わるたびに説明する必要が無くなります。

それに、現場で働く人がきちんと現場に行って、予定されている仕事をしたかどうかをチェックできます。

仕事しているかどうかに関しては、今までしていなければクレームの嵐になっていたでしょうし、特に気にする必要もないのかもしれませんけどね。

登録する必要がある人は、基本的に作業員名簿に記載する人なので、現場で働く人全員と、必要に応じて現場に出ることもある主任技術者や監理技術者の方になるでしょう。

そのため、建設会社の事務所でずっと事務しかしていない事務員の方は、登録しなくても問題なさそうですが、現場に出る必要があれば、登録しておくことをお勧めします。

現場で働く人と主任・監理技術者

現場で働く人と主任・監理技術者は、自分が施行した工事を簡単にチェックできるようになり、施工に携わった履歴を簡単に出せるようになるということを言われています。

現段階(2019/07/30)では採用されていませんが、現場で働く人と主任・監理技術者のメリットとして大きいだろうなと予測されるものは、建築施工管理技士などの資格を取る場合や建設業許可を実務経験で取得するときに、前の事業者が潰れた(もしくは、そこを辞めた)から証明してもらえないという事態にも対応できる可能性もあるということですね。

現実化すれば、建設工事に係る人にとっては、とても大きなメリットがあると言えるものになるでしょう。

ゼネコン等の対応

大手ゼネコンや地方の地場ゼネコンと呼ばれる会社では、今年度内にカードリーダー等を現場に導入することを発表している事業者も少しずつ見受けられるようになってきました。

建設キャリアアップシステムの申請方法

郵送・窓口・インターネットで申請可能です。

郵送・窓口申請は、すべて紙で提出

インターネット申請は、全てデータで行います。

インターネット申請の方が、申請料金が若干安くなっていますので、インターネット申請をお勧めします。

ただし、窓口申請しか受け付けないパターンもございます。

また、事業者・現場で働く人自身が申請せずとも、行政書士なら代理申請ができます。

行政書士に依頼されたい方は、福岡の建設業許可専門 行政書士 陽光事務所ではインターネット申請のため、建設キャリアアップシステムの導入は、福岡県に限らず、全国対応可能です

技能実習生に対する対応

令和2年1月1日以降、技能実習生を受け入れる場合、実習生を全員建設キャリアアップシステムに登録させなければならなくなります(詳細は、国土交通省のホームページでご確認下さい)

ただし、2020年1月までに受け入れている実習生に関しては、経過措置として基準適合外になりますが、何かメリットがあるかもしれないので登録することをお勧めします。

以下の二つは確定情報ではありませんが、可能性もあるということで記載しています。(2019年8月現在)

経営事項審査(通称:経審)の加点対象

すべての都道府県ではありませんが、今後、労働者の待遇改善と社会保険加入を促進している建設キャリアアップシステム登録は、加点対象とすることも検討されているようです。

建設業許可の要件

今後、社会保険等の保険要件を整えているかなどの確認をスムーズに行うためと建設現場で働く方の権利を保護するために、許可の要件とすることも検討されているようです。

建設キャリアアップシステムの利用料金

建設キャリアアップシステムは、どちらかというと現場で働く人と主任・監理技術者の保護に関する内容が充実していますので、建設工事に携わるすべての会社に登録してほしい為、他のシステムに比べて安価です。

まず、事業者登録は、5年更新で1回が従業員がいない個人事業主の場合は0円、資本金5,000万以上1億円以下の場合は30,000円です。

次に、管理者IDは、1年更新で1回が1IDで2,400円

これは、事業者情報や工事の情報などを登録する人なので1IDは絶対必要です。1IDは、個人所有ではなく部門共有できるので、担当者が変わっても対応できるようになっています。(2020年3月末までの期間は無料)

最後に、技能者IDですが、1回が10年更新で2,500円となっているので、登録しやすい料金だと思います。

カードリーダーで現場の入場者を確認するなどの元請事業者用のシステムは、3円/1名となっているようです。

建設キャリアアップシステムを導入しようかなとお考えの事業者様は、弊所が代理で対応しております。

対応する際の料金は、以下のようにしております。

建設キャリアアップシステム代理登録報酬

手続名 報酬(税別) 申請手数料 備考
事業者登録 10,000~ 事業規模による 報酬に管理者ID登録も含む

5年更新

管理者ID登録 3,000/1ID 2,400/1ID 1IDが、個人に割り当てられるものではないため部門共有も可
1年更新(ただし、2020/3末までの期間は無料)
技能者登録 3,000/1名 2,500/1名 現場で働く人と主任・監理技術者全員、
普段は、現場に出ない主任・監理技術者も含む

有効期間は10年

行政書士に依頼されたい方は、福岡の建設業許可専門 行政書士 陽光事務所ではインターネット申請のため、建設キャリアアップシステムの導入は、福岡県に限らず全国対応可能です

福岡で、申請や手続きが面倒だから誰かに頼みたい、もしくは、こんなときはどうするの?と行政(役所)関係のお悩みなどございましたら、福岡市の行政書士陽光事務所がお力になります。いつでもご相談ください。お待ちしております。

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